路上生活者支援ネット・困民丸相談所
2012年11月18日 ラウンドテーブル:
「滑川『一家孤立死』事件につまづく
私たちの眼/耳は 何を視て/聴いているのか?
4名のファーストスピーカズをむかえて下記の3つの観点で話し合いました。
A このたびのことをどのように、受けとめていますか?
B このたびのことで、何を考えるべきだと思っていますか?
→Oさんたちとは〈誰〉なのでしょうか?
C このたびのことについて、どのように対応したらよいと思いますか?
→(Oさんたちのような人)に、どのようにしたら出会えるのでしょうか?
予定の4時を過ぎ、4時半まで白熱した議論が交わされました。
挨拶をする代表
ファーストスピーカーの吉本先生(アイ/クリニック)
ファーストスピーカー惣万さん(このゆびとーまれ)
ファーストスピーカー 平井さん(自立支援センター富山)
ファーストスピーカー野田さん(富山県社協地域福祉・ボランティア振興課)

会場は満員
ラウンドテーブル: ご案内 案内pdf
「滑川『一家孤立死』事件につまづく
私たちの眼/耳は 何を視て/聴いているのか?
すでにご存知のように、9月はじめに滑川市で、一家3人が、死亡後しばらくたって、「発見」されるという出来事がありました。
この近年「無縁社会」・「孤独死」(「孤立死」)というようなことばが流通するまでに、私たちの生きる社会では、生の困難にさらされ、声をあげることもままならぬままに、生き果てる人々の列が、つづいています。
私たちの眼/耳は、何を視て/聴いているのか? このたびの私たちの足下の出来事を前にして、私・たちは、深い自問にとらわれています。生の困難にさらされて、声もあげえぬ人々を、私たちには、視えなく/聴こえなくさせてしまう社会を、私たちは作ってしまっているのではないか?
このたびの出来事を前にして 私・たちが感じる〈問い〉を持ち寄り、重ねあい、〈問い〉のむこうへ行く共同の手がかりを、模索したいという想いから、小さな企てを試みます。ご参加くださいますよう、呼びかけます。
なお、当日は、以下の方に、とりあえずご自分の〈問い〉を出していただくことを、予定しています。