11月11日はいい介護の日?
大阪市で行われた「そりゃあゴカイ!介護の切り捨てアカン連続行動!」に参加し、アピールをすることができました。
アピール
みなさん、こんにちは。 皆さんの熱気に誘われて、富山からやってきた〈生・労働・運動ネット〉です。
はじめに、今構想している高齢者生存組合の「高齢者生存組合マーチ」を歌います。
♪♪ 国の統計 言うことにゃ
人生延-びて80年
老後にちゃんと備えなさいか、
どうだか知っちゃあいないけど
自由だ!自由だ!フリーダム!
てんでカッコよく生きてえな
人生延-びて80年
てんで図太-く生きて-えな♪♪
♪♪ 厚労省が叫ぶには
人生 100年時代だと
自立だ?!支援だ?!共生だ?!か、
どうだか知っちゃあいないけど
自律だ!自律だ!自己決定!
てんでカッコよく生きてえな
人生延-びて100年を
てんで図太-く生きて-えな生きて-えな♪♪
このマーチで歌った 「自立だ?!支援だ?!共生だ?!」というのは、皆さんはすでに理解されていると思いますが、国家・支配のことばです。
「自律だ!自律だ!自己決定!」というのは、「それから解放されて、自分で律して自由に生きよう」という私・たちのことばです。
ところで、今年の3月に「富山型デイ」に先進的にとりくんできた事業所の創立20周年の催しがあり、『米騒動』/『富山型デイ』そして『今、世直しを』というスローガンが掲げられていました。 まさしく100年前の『米騒動』の発火点は、富山湾岸のオッカアの「米寄こせ」行動でした。それがかっても、今でもない、大規模な民衆騒動として全国へ波及しました。それにおののいて支配階級は「社会福祉、社会保障」の形成に手を付けました。 それから100年後の今、富山の女が拓いた「富山型デイ」の営みは全国に広がっています。
しかし、先のスローガンをかかげた事業所が、今規模の縮小においこまれています。 この十数年にわたって県・自治体が押し上げ、国家の「特区」として全国展開してきた「富山型デイ」は、今その志に反して「介護保険制度」の負の累積を地域に押し付ける国家の営みの、まさに尖兵とされているように思います。 私・たちは、高齢者が、介護労働者、介護離職労働者、介護労働の予備軍としての若年労働者とともに、介護保険と介護労働を串刺しにして介護現場を変える社会的勢力をつくっていくことが大事なことではないかと思っています。 この集会に参加し、皆さんからエネルギーと元気をもらって、私・たちの営みを豊かにできればと思っています。このような機会を持たせていただき、ありがとうございます。