反原発市民の会・富山 2011 

2011年12月議会での「陳情書」の審査結果
陳情書への県内自治体の対応表              

反原発市民の会・富山 2011/12/28現在
                                                    

自治体

議会日程

付託常任委員会

取り扱い 結果

議会からの連絡など

富山県

11/28~12/13

経営企画委員会

経営企画委員会で、柿沢防災・危機管理課長から、報告され、審議されたことが本議会に報告された。

文書等での連絡はしない

富山市

12/1~12/16

 

要望扱いとし、議会に付議しない。

文書等での連絡はしない

氷見市

12/6~12/20

 

要望扱いとし、議会に付議しない。

文書等での連絡はしない

小矢部市

12/7~12/21

総務委員会

事務局は、委員のみに陳情書を渡し、審査する。
審査結果は「採択 継続審査 保留 不採択」 と決定

文書で結果を通知

高岡市

12/6~12/19

 

3名以上の議員の賛同がなく、付議されず。
「意見書の提出は行わない」

文書で結果を通知

砺波市

12/5~12/21

総務文教委員会

事務局は、委員のみに陳情書を渡し、審査する。
委員会で報告されただけとなる。

文書等での連絡はしない

南砺市

12/5~12/22

 

付議せず要望扱いとする。

文書等での連絡はしない

射水市

11/30~12/14

 

付議せず要望扱いとする。
「全議員へ写しを配布」

文書で結果を通知

滑川市

12/5~12/15

 

事務局は、議運の決定で「全議員に参考配布」した。

文書で結果を通知

魚津市

12/5~12/20

 

要望扱いとし、議会に付議しない。

文書等での連絡はしない

黒部市

12/2~12/16

 

議運で決定し、「全議員に配布するのみ」とした。

文書等での連絡はしない

舟橋村

12/13~12/16

 

3月初旬に全員協議会で取り扱いを決める。

結果は3月議会へ

上市町

12/8~12/16

総務教育委員会

委員会で審議され、本会議で採択される。
審議結果 採択

文書で結果を通知

立山町

12/5~12/20

総務教育委員会

11/25、議長、総務教育委員長に対して、代表が陳述した。
 「審査の結果、陳情は採択」となりました。

文書で結果を通知

入善町

12/6~12/21

総務委員会

12/21、本会議で「趣旨採択」とする。

文書で結果を通知

朝日町

12/7~12/22

総務産業委員会

本会議で「採択」される。

文書で通知予定

 市民調査室が行ったアンケート結果では、富山県西部地区の原発に対する不安は、東部地区に比して、高かったが、今回の陳情に対する反応は、東部地区の4つの町が本「陳情書」を「採択、趣旨採択」となった。
県への陳情では、経営企画委員会に付議され、防災・危機管理課長が本陳情に対して、説明し、委員からは、別段質問は、なかった。その旨が本会議に報告された。

 今後、それぞれの行政に対して、原発に関する「安全協定の締結」、「地域防災計画の見直し」について、今回の陳情の結果を踏まえて、要望することになる。

2011年11月14日
12月議会に向けて、富山県と県内15市町村に「陳情書」を提出。

県及び全市町村への陳情書の内容 pdf

富山県への陳情書 

                                                        2011年11月14日

陳情書


富山県議会議長
坂田 光文 様


                                                  反原発市民の会・富山
                    代表  藤岡 彰
                                            富山市神通町3-5-3
                                             電話番号 076-441-7843

 原子力災害対策と一体となった地域防災計画の策定と、北陸電力との安全協定の締結を進めるよう、知事に要請することを求める陳情

 

【陳情の主旨】
原子力安全委員会における防災指針の論議が進むにつれて、新たな地域防災計画の策定や電力会社との安全協定締結を巡る動きが、全国的に活発化しています。これらの動きは、「3・11」という不幸な経験を踏まえ、その経験を生かそうとする動きであります。富山県も、志賀原発の隣接県として、県民の安全・安心を守る積極的な取り組みが必要です。
富山湾や立山連峰という豊かな自然に囲まれた富山県。しかし、ひとたび原発事故が起こったならば、気象条件によっては、山海の幸を失うのみならず、放射能が山脈を越えられずに滞留したり、降雪と共に集中的に富山平野に降り積もったりする恐れがあります。また、避難するにも避難民を受け入れるにも、他県との出入りが限られている地理的条件が、大きな障壁となる恐れがあります。
これらのことを考慮し、下記のことを県議会として知事に要請することを求め、陳情します。

 

【陳情項目】

  1. 隣接県として、原子力災害対策と一体となった地域防災計画を策定するよう、知事 に要請してください。
  2. 県内全域を、UPZないしUPZに準ずるものと位置付け、北陸電力と安全協定を結び、 停止中の原発の再稼働等、事業者の提案に対する「拒否権」を、事業者に認めさせる よう、知事に要請してください。
  3. 1・2を実現をさせる過程で、「県下の他の自治体と連携を図る仕組み」及び、「市 民の意見表明が可能となる仕組み」を作るよう、知事に要請してください。

 

 陳情を審議する委員会での陳述を求めます。

2011年11月15日
反原発キャラバン報告発行
富山県内 反原発キャラバン 2011 報告 pdf
2011年夏~秋にかけて実施した 「反原発キャラバン」の報告書
夏の反原発キャラバンのつどい 
アンケート結果の概要
県内15市町村 首長申し入れ報告
県内15市町村 議会への陳情書提出など ご一読ください
2011年9月20日
反原発キャラバン報告 発行

反原発県内キャラバン 報告 

2011年8月16日
反原発県内キャラバン 小矢部市長申し入れ
KNBニュース で報道される 
2011年8月4日 
「反原発都市を、今ここに」発行 
北電の腰がひけ始めた 廃炉までもうひと努力
反原発都市を 今ここに 県内自治体に、私たちは、求める 
2011年7月6日
ご案内 反原発キャラバン「つどい」
反原発県内キャラバン・各地で開催する「つどい」に、ぜひご参加ください

 3・11以後、この国の数多くの都市の街頭から、「全ての原発を止めろ!」という〈声〉が大きなうねりとなって発せられています。私たちも、この富山の地で活発な論議やアクションを展開することを通じて、そうした〈声〉を、現実に全ての原発を停止・廃炉に追い込むまでの力に高めていきたいと考えています。
その一環として、この8月に、「反原発県内キャラバン」を行います。この「キャラバン」では、以下のように、調査―集い―申し入れを、連続的に県内各地で行います。

2011年6月11日 
脱原発100万人アクションに連なる
 富山市街頭行動 サウンドデモ 

集会アピール

集会でアピールする

街頭行動

調教不可能 暴走不可避 原発ゴジラをくりだす

街頭行動2

原発はすべて消えろ 一つも残るな!
2011年5月11日 
要望アクションを行いました。 
北電本社にて申し入れ   北陸電力への要望書pdf
富山県知事へ申し入れ   富山県知事への要望書pdf
2011年4月、5月
志賀原発現地アクション 各戸ビラいれ 

●4月29日(志賀町高浜)

当日 チラシpdf

●5月3日(志賀町富来)

当日チラシ pdf

高浜地区、富来地区に各戸ビラ入れを行いました。連休中で、家にいる人はあまりいませんでした。直接手渡ししたとき、現地の皆さんとお話しすることができました。
原発が止まっていると、町にお金が来なくなり、町の多くの施設が運営できなくなり、困ると思うが、やっぱり止まって欲しいという声を多く聞きました。特に富来町の皆さんは、このまま原発が止まっていて欲しいという願いが大きいことがよく分かりました。

すべての原発はすべて消えろ 一つも残るな!

各戸ビラ入れ

2011年4月10日
原発いらないデモを行う。

原発いらないデモ

今までの活動
1978年 原子力発電を問い直す市民の会・富山として発足
1980年 反原発市民の会・富山と改称
     能登原発現地「と」富山をつなぐ運動を行ってきた。
2010年までの活動つについては、
能登(・珠洲)原発をめぐる攻防の歴史PDFをご覧ください。