「3・11」から1年、 この列島の心ある多くの住民は、これからの1年をさらなる反/脱原発への「パブリックコミットメント(踏み込んで物議を醸す)」の年にしたい、と考えています。 すでに御存じのように、県は「原子力防災計画」の「見直し」を急ピッチに進めようとしていますが、この「ピッチ」なるものが極めて曲者で、要注意です。
県は、一方で「国ノ動向ヲ見極メテ」を振りかざし、他方で「県防災会議」を隠れみのとして使いながら、たくみに県内の市町村自治体の突出を押さえつつ、緩急自在に「防災計画」の「見直し」を進めようとしています。
井知事は、第2回「原子力災害対策部会」の席上ではなく、終了時のマスコミ関係者とのやりとりの中、北電との「安全協定」に言及するありさまです。
私・たちの「パブリックコミットメント」を!! 県は「防災計画」の「策定」にあたって、県民からの「パブリックコメント」をはかるとのことですが、それを待つわけにはいきません。私・たちの側から、それより意義の深く/大きい「パブリックコミットメント」 踏み込んで物議を醸すことが必要です。
私・たちの「パブリックコミットメント」の基本線は、何よりも私・たち自身の/私・たちの子どもの生の権利/自律を求める下からの「生政治」の表現/呼びかけです。 「3・11」から1年の2012年3月11日を、その第一歩としたいと思います。どうか多くの方々が、自分なりの「原子力防災計画」の「見直し」への注文/批判を、持ち寄ってくださるよう、呼びかけます。