一昨年、私・たちは「米騒動100年プロジェクト」を展開し、この100年の攻防を経て、国家・資本と私・たちとの攻防の前線は、今や生/命の再生産の現場にあるということを確認しました。
「「『生の拡充/生のサンジカ』プロジェクト・2019」では、計10回、この社会で「生の困難」を強いられる私・たちが、〈すべての生の無条件の肯定〉の理念に基づく社会のあり方や、支配権力による〈生〉の囲い込みを打破して共に〈生のサンジカ〉を生み出すことへの手がかりをさぐってきました。
そして2020年、私・たちは「2040年問題」に斬りこみます。国家・資本は2040年に備えて「『全世代型』社会保障」等の政策を総動員して、これまで労働力商品とは見なしてこなかった者たちへも網を広げ、「労働力の(再)調達」に動き出しています。
この国家・資本の側の「反」革命策動に対し、「共同保育」等子育ての、あるいは介護・医療等の、その他様々な再生産領域での、社会的自治を目指す諸運動が横に繋がる「絆(ハン)」革命を対置し、「労働力再生産領域」からの総反撃に転じます。
日程、内容などは後日お知らせします。